M&Aの手数料はいくら?相場や算出方法、仲介会社の報酬体系を徹底紹介!

取締役
矢吹 明大

株式会社日本M&Aセンターにて製造業を中心に、建設業・サービス業・情報通信業・運輸業・不動産業・卸売業等で20件以上のM&Aを成約に導く。M&A総合研究所では、アドバイザーを統括。ディールマネージャーとして全案件に携わる。

「M&Aを考えているけれど手数料ってどれくらいなのだろう」とお悩みの方に向け、M&A仲介会社に支払う報酬の種類と相場について具体的な比較を掲示します。手数料・報酬の相場を知り、自分にとってベストなM&A仲介会社を見つけましょう。

目次

  1. M&Aで支払う手数料・報酬の種類と相場
  2. M&Aの手数料・報酬とレーマン方式
  3. M&A仲介会社の役割
  4. M&A仲介会社を利用するメリット
  5. M&A仲介会社を利用するデメリット
  6. M&A仲介会社を選ぶポイント
  7. M&A仲介会社の手数料・報酬まとめ

1. M&Aで支払う手数料・報酬の種類と相場

M&A仲介会社の手数料相場は一概に決められません。なぜならば、手数料にはさまざまな種類があり、支払う額や支払うタイミングはM&A仲介会社によって違いがあるからです。

わかりやすいように、代表的なものを以下の表にまとめました。相場と内容も含めて7つの種類がありますので、チェックしてみてください。

手数料名 相場 内容
相談料 0~1万円 正式な依頼をする前の相談
着手金 0~200万円 業務の本格的な依頼
中間金 0~200万円 M&A基本合意契約を締結
成功報酬 売却費用に左右される M&A成立時の最終契約を締結
リテイナーフィー 0~200万円/月 毎月支払う報酬
デューデリジェンス費用 0~200万円 財務・リスク調査費用
業務実行にかかる実費 実費 出張費や弁護士相談費用など、業務実行に付加して生じる費用

このように、手数料と一口にいってもその内容はさまざまです。M&Aで会社や事業を売却する前に、M&A仲介会社の費用額や支払うタイミングの観点から各社の手数料を比較してみましょう。費用の内容を事前に把握しておくと、安心につながります。

上記の7つの手数料に関して、それぞれ詳しく確認しましょう。

①相談料

相談料とは、正式な依頼をする前の相談手数料のことをさします。ほとんどのM&A仲介会社の相談料は無料です。しかし、ごくまれに1回の相談につき5,000~1万円程度の相談料を要する仲介会社もあります。

念のため、最初の問い合わせの際に電話やメールで相談料の有無を確認しておくとスムーズです。

②着手金

着手金とは、M&A仲介会社に業務の依頼をするために支払う手数料です。相場は、50万~200万円程度ですが、着手金が発生しないM&A仲介会社もあります。

基本的に、着手金は支払うと戻ってはきません。今後のM&Aに必要な売買相手を探すことや、企業価値算定などに使われるからです。本格的に動いてもらうための初期投資として考えましょう。

もし、手持ちの資金に不安があるなら、支払う必要のない業者を選ぶのも1つの手段です。M&A仲介会社の選定基準の1つのもなるので、こちらも依頼前に確認しましょう。

③中間金

中間金とは、M&Aの基本合意契約を締結したときに支払う手数料です。相場は、50万~200万円程度、成功報酬額の10~20%の場合もあり、中間金が発生しないM&A仲介会社もあります。

基本合意契約とはおおむねの内容を記載したもので、買い手候補企業が「買収する」意志を表明するために結ぶことが多いものです。

基本合意契約を締結するとほぼM&Aは成立するといわれていますが、企業調査などの結果「買収しない」結論になる可能性もあります。基本合意を締結した後の交渉がうまくいかず、M&Aが成立しなかった場合でも返金はありません。

④最低報酬

M&Aを行ううえで企業の規模に関係なく、プロセスを進めていくなかで人件費やその他の費用が発生するでしょう。小規模のM&Aでは、後述するレーマン方式により算出した成功報酬だけでは、M&A仲介会社の事業としての採算がとれません。

仲介会社の中には、最低報酬を設定しているケースもあります。その場合規模にかかわらず、最低報酬が発生します。相場は、1,500万〜2,000万円程度が多いでしょう。

⑤成功報酬

成功報酬とは、M&Aが成立して最終契約を結んだ後に支払う手数料です。M&Aが成立しなかった場合には、支払う必要はありません。

成功報酬の額は、会社や事業の譲渡額を元にレーマン方式といわれる計算方法で決定するM&A仲介会社がほとんどです。レーマン方式は複雑な計算を用いるため、次の章で詳しく確認します。

成功報酬の計算方法は2種類

ほとんどの会社は、レーマン方式といわれる、取引金額に一定の料率を掛けて算出する成功報酬の方法を採用しています。

成功報酬の計算方法は2種類があり、「移動総資産ベース」と「株式価額ベース」です。移動総資産ベースは、株式価額ベースに比べて売り手の総負債額まで合算するため、金額が大きくなるといえるでしょう。

したがって、同じM&Aであっても取引金額の定義の違いによって、成功報酬額に大きな差が出てきます。

成功報酬は最低報酬金額を設定しているケースも多く、外資系証券会社や大手証券会社、メガバンクなどが行うケースでは、1億円からが必要となるでしょう。

大手M&Aアドバイザー、大手M&A仲介会社であれば1,000万円から、信用金庫や中規模のコンサルタント、M&A仲介会社であれば500万円からが相場です。

着手金ありと成功報酬型の契約の比較

近年、M&Aアドバイザーやコンサルタント、M&A仲介会社などの競争が激化しているため、着手金や月額報酬を請求しないケースも出てきました。

しかし、M&Aを進めるうえで、中小企業の相手先をリサーチするのは大変な労力が伴い、成約まで導くにためには大部分が担当者の能力、気力や情熱にかかっているといえます。

成功報酬の金額は、会社ごとの計算方法や料率の設定によって大きく変わります。着手金、中間金、月額報酬・成功報酬の全て必要になる場合と、成功報酬のみの場合とでどちらが良いのかは、依頼主が決定せざるを得ません。

M&Aの最終目標はあくまでも優良な相手企業とのM&A成約が目標であり、M&Aを進めるうえで合理的な契約内容なのかが重要です。そして、担当者が親身に相談に乗ってくれるか、自社の経営方針なども理解しているかなど、担当者との相性も大切でしょう。

⑥リテイナーフィー

リテイナーフィーとは、M&A仲介会社に毎月支払う月額の手数料です。月額報酬・リテイナー報酬などの、別の呼び方をするケースもありますが、リテイナーフィーが発生しないM&A仲介会社もあります。

こちらの相場は30万~200万円程度です。M&Aが成立するまで支払い続けるため、費用を抑えたいなら避けるのも1つの選択肢となるでしょう。

⑦デューデリジェンス費用

デューデリジェンス費用とは、M&Aをするにあたって行う財務調査費用のことです。相場は10万~80万円程度です。

デューデリジェンス費用は着手金や成功報酬に含まれていることが多いため、デューデリジェンス費用のみを設定しているM&A仲介会社はあまり多くありません。したがって、依頼をする前にデューデリジェンス費用が別途請求されるかなど、確認する必要があります。

⑧業務実行にかかる実費

M&A仲介会社の業務実行にかかる費用は、実費で請求されることもあります。例えば、会社の評価額の計算のために工場視察や店舗視察を行う場合、出張費用は実費で請求される可能性があるでしょう。

一方で、全て着手金や成功報酬の中に含んでいるM&A仲介会社もあるので、相談時に確認するようにしましょう。

M&Aをご検討の経営者様は、ぜひ一度M&A総合研究所へご相談ください。料金体系は成約するまで完全無料の「完全成功報酬制」です(※譲渡企業様のみ。譲受企業様は中間金がかかります)。

案件ごとに知識や実績豊富なM&Aアドバイザーが担当につき、M&A成約に向けフルサポートします。無料相談は電話・Webより随時受け付けますので、M&Aをご検討の際はお気軽にご連絡ください。

【関連】M&A・事業承継ならM&A総合研究所
電話で無料相談
0120-401-970
WEBから無料相談
M&Aのプロに相談する
【関連】M&A仲介会社12社を徹底比較!7つの比較ポイントを確認しよう

2. M&Aの手数料・報酬とレーマン方式

レーマン方式とは、成功報酬計算方式のことで、M&Aの売却額によって手数料の割合を計算する方法です。M&A仲介会社のほとんどが、手数料の計算をするときにレーマン方式を用いています。

M&A仲介会社の手数料への理解を深めるために、レーマン方式の知識は欠かせません。手数料の割合は一定ではなく、M&A仲介会社によって異なります。しかし、一般的に採用されている水準があるので、それを売却額ごとに見ていきましょう。

売却額 手数料の割合
5億円以下の部分 5%
5億円超・10億円以下の部分 4%
10億円超・50億円以下の部分 3%
50億円超・100億円以下の部分 2%
100億円超 1%

このように、売却金額が大きくなるにつれて手数料の割合(%)が減っていくのがレーマン方式です。10億円×4%と、単純に売却額に手数料の割合を掛けてしまいそうですが、そうではないので注意しましょう。

以下の例を見ながら、計算方法を確認します。

レーマン方式の計算例

一度、レーマン方式で費用を算出してみましょう。

レーマン方式の計算例

このようにレーマン方式での報酬額算出は、やや複雑です。あくまでこれは一例であり、M&A仲介会社によって手数料の割合が変わるので、注意しましょう。レーマン方式での報酬の場合には、手数料の割合を確認して、実際に計算してみるのがおすすめです。

【関連】レーマン方式とは?M&A仲介会社の成功報酬や手数料の算出方法を徹底解説!

3. M&A仲介会社の役割

M&A仲介会社が行ってくれる業務は、大きく分けて4項目あります。

  1. スケジュールと戦略の決定
  2. 売却先の選定
  3. 売却条件の交渉
  4. 弁護士などの交渉

「そもそも、大金を支払ってまでM&A仲介会社にお願いするメリットってあるの?」と考える企業は多いです。実は、M&A仲介会社は、M&A専門家の視点から総合的にサポート・アドバイスをするなどの重要な役割を果たしています。

上記の4項目がどのような内容なのか、1つずつ確認しましょう。

①スケジュールと戦略の決定

M&A仲介会社では、最初にM&Aのスケジュールを検討して組み立てていくところからスタートします。売却時期や工程など、要望に合わせて調整してくれるので、希望があれば必ず伝えるようにしましょう。大体の目安ですが、検討から成立までは約3~6カ月、長くて1年ほどの期間が必要です。

話し合いから決定、動き出しから引き継ぎまでさまざまなプロセスを進めなければいけません。したがって、なるべくスピーディーかつ確実に終わらせるためには、専門家とともに組み立てたスケジュールが必要不可欠です。

スケジュールがある程度できあがるときには、自社の強みや弱みをしっかりと再認識できるほど、細かく調べ終えているでしょう。出てきた情報と過去の事例や持っている情報をフル活用し、専門家とともにスケジュールや戦略を決定します。

②売却先の選定

スケジュールと戦略を立てたら、次は売却先の選定です。M&A仲介会社に依頼している場合は、自社が求める相手企業の詳しいイメージを伝えていくことで、条件に合わせてアドバイスや買い手企業の提案が受けられます。

どのような方法でも、すぐに売却先が見つかることもあれば時間がかかる場合もあるのは認識しておいてください。あらかじめ、どの程度の条件なら許容できるかなど、イメージを具体化しておくと見つけやすくなるでしょう。

幅広いネットワークを持っている仲介会社を見つけることは、M&Aではとても大切です。1つの仲介会社だけではなく、複数に相談してみる方法もありますので、ぜひ検討してみてください。複数のM&A仲介会社への依頼で、異業種で開拓をしたい企業を見つけられる可能性があります。

売却先選びはM&Aの肝ですから、仲介会社にも協力してもらって進めていく必要があるでしょう。

③売却条件の交渉

売却先の候補が決まったら、続いて売却条件の交渉に入ります。当たり前ですが、買い手はできるだけ低価格で買収したいと考え、リスクになる可能性のあるものは買収対象から外したいと考えるでしょう。

買い手から「この条件でなければ買わない」といわれたら、売り手側は圧倒的に不利な立場となってしまいます。しかし、M&A仲介会社なら売り手の味方となり交渉を進めてくれます。

こちらの要望の伝え方や妥協した方がよい条件など、状況に合わせて的確にアドバイスしてくれるでしょう。初心者ではわからない部分も、過去の事例をもとにしっかりとアドバイスしてもらえます。特に弁護士など士業のいる仲介会社を利用すると、より心強いです。

④弁護士などの紹介

事業の規模によっては、弁護士がいないこともあるかもしれません。そういった場合には、仲介会社にM&Aに強い専門家を紹介してもらうことも可能です。専門家ですから、豊富な知識と経験をもとに的確なアドバイスをもらえるため、今後の流れもスムーズになるでしょう。

特に契約書の作成や企業価値の適正な判断、会計処理は、専門知識がなければできないものです。紹介してもらえる専門家であれば、細かい注意点まで豊富な経験と知識で対応してくれるでしょう。

M&A仲介会社以外のサービス・専門機関

M&Aを実施するには、M&A仲介会社やM&Aアドバイザーに依頼する以外にも選択肢があります。具体的には、事業承継・引継ぎ支援センター」などの公的機関を利用する方法や、「M&Aプラットフォーム」を利用する方法です

「事業承継・引継ぎ支援センター」は、中小企業基盤整備機構がサポートを行っている公的施設で、全都道府県に設置されているセンターの総称になります。

後継者未定や後継者不在の企業に対する、事業承継・引継ぎの助言やマッチング支援を行っているため、相談先として良いでしょう。

「M&Aプラットフォーム」は、インターネットを通じて売り手と買い手をマッチングするサービスです。M&Aプラットフォームの手数料は低額ですので、気軽に利用できるでしょう。

【関連】M&Aアドバイザーって?手数料や選び方と利用するメリットを解説!

4. M&A仲介会社を利用するメリット

買い手は見つかりそうだし、大丈夫」と思っていませんか?

M&Aは買い手を見つける以外にも多くの手続きがあります。小さな失敗も後々トラブルを引き起こす原因になりかねません。専門家であるM&A仲介会社を利用する方が安心です。ほかにも、M&Aを行う際に仲介会社を利用するメリットは以下の3つがあります。

M&A仲介会社は、なんといっても買い手と売り手の交渉の間に立ってくれます。素人同士で交渉するよりも、M&Aの専門家の知見を得ながら交渉を進める方が、良い結果に終わることは明らかです。

具体的には、M&A仲介会社を利用すると、以下の3つのメリットが得られます

  1. 経営者が本業に専念できる
  2. 取引の適正さを確保できる
  3. 思わぬトラブルを回避できる

①経営者が本業に専念できる

M&Aの検討から成約までをサポートしてもらうことで、経営者は本業に専念できます。M&Aには膨大な知識や情報が必要ですし、検討から成約まではおよそ3カ月~1年の期間がかかります。期間中であっても本業は続けていく必要があるので、両立が難しくなり収益性が下がってしまうこともあるでしょう。

収益性が低くなれば今後のM&Aの成り行きにも響いてしまうため、本業は手を抜けません。仲介会社にM&Aのほとんどを任せれば、本業に支障を出さずに進めることが可能です。

②取引の適正さを確保できる

M&A仲介会社を利用して、取引そのものが適正であるかどうかを判断できます。売り手はできるだけ高く売りたいと思っているのと同様に、買い手はできるだけ安く買いたいと思っているでしょう。そのような状況の中、第三者の視点から適正な金額・条件を判断してもらうことにより、スムーズに交渉が進みます

もし、買い手側に専門家がついていても、代理で自社の専門家が交渉をしてくれるため、希望の売却価格での取引を成功させやすいでしょう。多くのM&Aを見てきた仲介会社だからこそ、取引が適正であることを判断できます。

③思わぬトラブルを回避できる

M&A仲介会社を通して契約と、思わぬトラブルを回避できるメリットがあります。仮に、仲介会社なしで売却の話がうまくまとまっても、最終契約直前にトラブルが発生する可能性は十分にあり得ます。例えば、以下のようなやり取りです。

買い手:「思っていたよりもノウハウや技術力が不足している。決算書にはなかった含み損や回収不能債権もある。これにより買収価格を大幅に引き下げたい」

売り手:「最終締結の直前にいうのはおかしいのでは。事実はちゃんと事前に提示していたし、従業員や会社を守るためにも、これ以上の価格の引き下げには応じられない」

このように、お互いが譲れない主張をし合っている間に決裂してしまうこともあるでしょう。仲介会社は、考えられるトラブルを回避したうえで契約のサポートをしてくれます。不慣れが原因で事前に想定しきれずに起こってしまうトラブルは、M&Aにも非常に多いです。

M&Aの知識と経験が豊富な仲介会社を頼ることで、スムーズに契約が成立します。

5. M&A仲介会社を利用するデメリット

M&Aが社会的に注目されはじめたためか、M&A仲介の持つ構造的な問題点が指摘されるようになり、M&A仲介会社の数とともに悪質な業者が増えています。近年、M&A仲介のデメリットとして、以下の3点が指摘されています。

  1. アドバイスの提供で利益相反が生じるおそれ
  2. 着手金・中間金など返金されない手数料がある
  3. 報酬として高額な手数料を請求される可能性

①アドバイスの提供で利益相反が生じるおそれ

M&Aアドバイザーには、「仲介型」と「アドバイザー型」の2種類があります。仲介型は、一企業が買い手と売り手の両方と交渉してM&Aをマッチングする、いわば仲人のような役割です。

一方、アドバイザー型は、買い手と売り手のどちらか一方のみと契約し、M&Aの相手と交渉を行います。問題となるのは、買収価格の交渉時です。

M&Aでは、取引が終われば売り手企業が消滅するのに対し、買い手企業は存続し続けるため、顧客となる可能性があります。

したがって「仲介型」のM&Aアドバイザーは、買い手が有利な形で交渉をまとめるとインセンティブがあるといった利益相反が生じるため、それを回避するには「アドバイザー型」が良いともいわれています。

②着手金・中間金など返金されない手数料がある

M&A仲介会社へ支払う報酬には、「着手金」「中間金」などが含まれます。M&Aの契約で、着手金や中間金を払い途中でM&A取引が中止された場合でも、これらの料金は原則返金されません。

実際にM&A取引の検討のために進めていたとしても、それまで尽力してくれているなら、支払うべき料金です。しかし、そうではない場合は捨て金になります。

M&A仲介会社を利用する際は、事前に契約内容をしっかり確認すると良いでしょう

③報酬として高額な手数料を請求される可能性

一般的にM&A仲介会社の手数料は、「相談料」「着手金」「中間金」「成功報酬」などで構成されています。成功報酬は、レーマン方式をとっている仲介会社が多くあるでしょう。

完全成功報酬を宣伝文句にしている仲介会社の中には、企業が認識していない料金を報酬として請求される悪質なケースも残念ながら存在します。

受けたサービスの対価を支払うことは当たり前ですが、受けていないサービスの料金を支払う義務はありません。対策としては、事前にしっかりと契約内容を確認し、仲介会社との連絡を密にするのが大切です。

【関連】会社売却・M&A仲介会社おすすめ15選!会社譲渡・事業譲渡を検討の方へ!

6. M&A仲介会社を選ぶポイント

M&A仲介会社に依頼すると、個人や企業が独自でM&Aを行うよりも成功率を高められます。「でも、どこに相談したらよいのかわからない」ケースが多いのが現状でしょう。そこで、数多くあるM&A仲介会社を絞り込むのに最適な、以下4つの選ぶポイントを紹介します。

  1. タイプで選ぶ
  2. 取り扱い実績を確認する
  3. 特定の事業に特化しているのか確認する
  4. 手数料・報酬体系を確認する

これで依頼先をスムーズに決められるようになるはずですから、参考にしてみてください。

①タイプで選ぶ

M&A仲介会社を絞り込むためにも、タイプを見て選びましょう。先に結論をお伝えすると、曲げられない条件がある・親身になって相談を聞いてもらいたいならアドバイザリータイプがおすすめです。

条件はそこまで厳しく設定しないでスピード感を求めたいなら、仲介タイプがマッチしています。なぜこのような結果になるのか具体的に説明すると、M&A仲介会社には以下2つの型(タイプ)に大別できるからです。

  • 仲介型
  • アドバイザリー型

②取り扱い実績を確認する

M&A仲介会社を選ぶときには、自社と同規模の企業のM&Aに関わった実績があるかどうかも気になるところです。

M&Aでは、案件の規模によって必要な能力やスキルが異なります。経験豊富な仲介会社に依頼すれば、その分希望どおりに取引を進められる確率が高くなります。

中小規模のM&A実績が多いのか、大企業のような規模の大きいM&A実績が多いのか、どのようなアドバイザーがいて、どういった業種の経験が豊富なのかなどを見るのがおすすめです。

多くの場合、ホームページに得意分野や実績を掲載しているので、取り扱ってきた案件の内容を確認するのも可能です。無料相談を使う前に、自社と同規模企業のM&A実績があるかどうかを確認すると良いでしょう。

③特定の事業に特化しているのか確認する

M&A仲介会社は「業界特化型」と「非特化型」の分類もできます。違いは、特定業界のM&A案件を取り扱っているかどうかです。業界特化型と呼ばれるM&A仲介会社を選べば、高い知識と経験で、より依頼内容に合うよう成立へと動き出してもらえるでしょう。

以下のような業種の方は、特に業界特化型がおすすめです。

  • 介護業界
  • 店舗系ビジネス
  • 病院
  • クリニック
  • 薬局
  • WEBサイト

M&Aが活発な業種ですから、知識と経験は大きな強みとなります。しかし、ここで注意したいのは、全ての業界向けに特化型の仲介会社があるとは限らない点です。業界特化型がなければ、非特化型に依頼するようにします。

非特化型のM&A仲介会社は、多種多様な業界とのマッチングが得意です。業界特化型よりも幅広いネットワークを持っているため、より多方面での売り手・買い手探しができます。事業拡大や他業種確保などを目的にM&Aの相手探しをしている企業も多いので、非特化型ならではのメリットが受けられるでしょう。

どのような相手を探しているかで「業界特化型」か「非特化型」か、選んでみてください。

④手数料・報酬体系を確認する

最後に料金体系をチェックしましょう。一言に成功報酬といっても、「完全成功報酬型」と「そうでない場合」があります。もし、費用を徹底的に抑えたいと考えるなら、完全成功報酬型を選ぶのがおすすめです。

M&Aが不成立の場合では費用がかからず、成立するまで徹底的にサポートが受けられ、費用だけ失って、今後のことを考えられない状態を避けられるからです。余計なコストのことを考えずにM&Aに集中するなら、完全成功報酬型をおすすめします。

料金体系がホームページに記載されていないM&A仲介会社もあるため、必ず面談時に自身で確認をしましょう。

【関連】中小企業向けのM&A仲介会社15選!会社の選び方も解説

7. M&A仲介会社の手数料・報酬まとめ

M&Aで必要な手数料は、会社や事業の売却価格によって大きく異なりますし、M&A仲介会社によっても報酬体系が異なるため、一概に金額を決められません。

したがって、手数料があることを知っておき、相談時におおよその概算を出してもらうようにしましょう

M&A・事業承継のご相談ならM&A総合研究所

M&A・事業承継のご相談なら経験豊富なM&AアドバイザーのいるM&A総合研究所にご相談ください。
M&A総合研究所が全国で選ばれる4つの特徴をご紹介します。

M&A総合研究所が全国で選ばれる4つの特徴

  1. 譲渡企業様完全成功報酬!
  2. 経験豊富なM&Aアドバイザーがフルサポート
  3. 圧倒的なスピード対応
  4. 独自のAIシステムによる高いマッチング精度
>>M&A総合研究所の強みの詳細はこちら

M&A総合研究所は、成約するまで無料の「譲渡企業様完全成功報酬制」のM&A仲介会社です。
M&Aに関する知識・経験が豊富なM&Aアドバイザーによって、相談から成約に至るまで丁寧なサポートを提供しています。
また、独自のAIマッチングシステムおよび企業データベースを保有しており、オンライン上でのマッチングを活用しながら、圧倒的スピード感のあるM&Aを実現しています。
相談も無料となりますので、まずはお気軽にご相談ください。

>>完全成功報酬制のM&A仲介サービスはこちら(※譲渡企業様のみ)

関連する記事

新着一覧

最近公開された記事