会社買収にかかる費用の目安を徹底解説!M&A仲介手数料が安い会社は?

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この記事の監修専門家
M&A総合研究所 公認会計士
高谷 俊祐

会社買収には、諸手続きや契約書の作成など様々なお金がかかります。会社買収を検討する際、費用の目安を知りたいと考える経営者の方は多いでしょう。当記事では、会社買収にかかるお金やM&A仲介手数料・費用の安い会社をご紹介します。


目次

  1. 会社買収とは
  2. 会社買収にかかる費用と目安
  3. 会社買収の費用を抑える方法
  4. 会社買収の際にM&A仲介会社を選ぶポイント
  5. まとめ
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1. 会社買収とは

会社買収とは

会社買収とは、一般的に企業買収と言われるものと同じで株式を取得することにより会社の経営権を丸ごと買い取ることです。

この会社買収や企業買収には株式譲渡というM&Aの手法を用いて、株式の対価としてお金を支払うことにより、その対象企業の経営権を得ることができます。

【関連】M&Aによる買収の目的は?目的別にメリット・課題を分類!

2. 会社買収にかかる費用と目安

会社買収にかかる費用と目安

会社買収(企業買収)をするときは様々な費用がかかり、税金などもこの会社買収の費用の一部ですが、今回は実務上でかかる費用と目安について解説をしていきます。

①買収するための資金

会社買収にかかる費用として当然ですが、対象企業を買収するためのお金が必要になります。

これはM&Aを実施して交渉後に決めていくもので、業種や規模によって異なるだけでなく、相手企業の企業価値の影響もあるため、対象が決まるまで目安となる金額はわからないことがほとんどです。

そのため、M&A仲介会社など専門家に相談するのが望ましいといえます。

②買収を完了させるための人件費

会社買収を完了させるための人件費として当てはまるものに、デューデリジェンスにかかるお金と交渉・移転にかかるお金があります。

デューデリジェンスにかかるお金は、スモールM&Aでも50〜300万円が相場と言われているので、それを目安に規模や業種・条件によって納めるようにしましょう。

具体的には、人件費は会社買収金額の5〜8%以内のお金で抑えることができれば差し支えないと言えるでしょう。

③仲介会社の手数料や報酬など

会社買収や企業買収を行う時、M&A仲介会社に依頼することが必須となりますが、そのM&A仲介会社の手数料や報酬も、会社買収にかかるお金として考えなくてはなりません。

会社買収・企業買収のための手数料や報酬は会社によって異なり、完全成功報酬型の会社もあれば着手金や中間報酬など細かく分かれている会社もあるので、依頼するときに必ず確認しましょう。

3. 会社買収の費用を抑える方法

会社買収の費用を抑える方法

先述の通り、会社買収や企業買収には多くのお金がかかります。

スモールM&Aならさほど差はありませんが、規模が大きくなるれば少しの差が最終的に大きなお金となってしまいます。

この章では、会社買収かかる費用を抑える方法について、解説を解説していきます。

①買収金額を抑える

まず会社買収金額を抑える方法ですが、これは交渉によって左右されることが大半で、規模や会社成績で相場が決まります。

ここで気をつけたいのが、相手の企業価値算定や査定を誤って見積もると高く買収することになり、相場よりも多くのお金を使うことになってしまいます。

買収金額を抑えるためには、専門家のアドバイスを受けながら、相場より安くなるよう交渉をしていく必要があります。

②デューデリジェンスの費用を抑える

デューデリジェンスにかかるお金を抑えるには、M&A仲介会社に実務として一括して行なってもらうか、必要な情報だけを得るデューデリジェンスを行うかのどちらかを選択することになります。

相手企業の全てを調査しようとすると、日程の調整などで時間がかかることからかかるお金も多くなるため、ある程度調査対象を絞って行うのが大切です。

アーンアウト形式

アーンアウト形式とは、会社買収取引の実行後に一定期間で買収対象とした事業が目標に達成した時に、予め合意していた算定方法に基づいて対価の一部を支払う方法です。

最終契約時に企業買収側と売却側でいくつかの条件を設定して、一定期間内に達成された場合にのみ追加のお金を支払うことを約束するものですが、その追加分の支払い義務のことをアーンアウトと言います。

株式交換

株式交換とは組織再編行為の一つであり、発行済み株式の全部を他の会社に取得させることで対価として株式を取得させるので、金銭の支払いが発生しません。

よくあるケースでは、70%の株式を所有している子会社を完全子会社にしたい場合、お金で買い取るのではなく残りの株式を取得する、といったケースが多いです。

③M&A仲介手数料を抑える

M&A仲介手数料を抑えるのは、会社買収・企業買収にかかるお金のうち、最も抑えやすい部分であるといえるでしょう。

M&A仲介会社の仲介手数料は会社によって様々なため、比較検討してから依頼することが大切です。

ここでは、おすすめのM&A仲介会社10社について、手数料などの費用をご紹介します。

①M&A総合研究所

M&A総合研究所は、着手金や相談料が無料で中間報酬などが一切かかりません。

完全成功報酬型のM&A仲介会社で、成功報酬額も通常のレーマン方式からマイナス1%した業界最安値水準になっています。

またM&A仲介専門の公認会計士が運営しており、専門的な知識と豊富な経験をもとに一括サポートを行っています。

M&A仲介会社の手数料を抑えつつ、しっかりしたとしたサポートを受けたい場合は、M&A総合研究所がおすすめです。

【関連】M&A・事業承継ならM&A総合研究所

②日本M&Aセンター

日本M&Aセンターは相談料が無料となっていますが、着手金がかかります。

日本M&Aセンターは着手金がかかりますが、対象企業もスタッフも会社買収(企業買収)・M&Aに真剣に取り組むことになるため、成約率がより高くなるようとしています。

また成功報酬額率は、以下のように設定されており一般的な金額であるといえるでしょう。
 

譲渡企業の時価総資産額 料率
5億円以下 5%
5億円超10億円以下 4%
10億円超50億円以下 3%
50億円超100億円以下 2%
100億円超 1%

日本M&Aセンター

③株式会社中小企業M&Aサポート

株式会社中小企業M&Aサポートは着手金や月額報酬額は一切なく、成功報酬型のM&A仲介会社です。

また成功報酬額の最低価格も150万円からとかなり低い設定なので小規模の案件でも手数料費用が割高になることはありません。

④株式会社ストライク

株式会社ストライクは、相談は無料ですが着手金がかかります。

M&A仲介会社のなかでもかなりの経験と知識をもっていて、中小企業の会社買収や事業承継の実績が豊富です。

成功報酬体系はレーマン方式で、一般的な水準といえます。

M&A仲介とM&A市場SMART運営のストライク(東証上場企業)

⑤M&Aキャピタルパートナーズ

M&Aキャピタルパートナーズは、着手金・相談料・企業評価レポート作成まで、無料で行なってくれます。

また、基本合意締結後に中間報酬として成功報酬額の10%がかかりますが、最終契約後に残りの90%を支払う形式であるため、成約すれば実質かかるお金は変わりません。

M&Aのコラムやニュースなどを取り上げており、M&A業界の動向に詳しく経験が豊富なスタッフが、多数在籍しています。

M&Aキャピタルパートナーズ株式会社

⑥山田コンサルティンググループ株式会社

相談料金は無料で、業務委託手数料として着手金と似たものが費用としてかかりますが、この手数料は一括・月次払いが選択できるため、M&A前に負担が大きくなることはありません。

成功報酬額は、レーマン方式と呼ばれるもので一般的な水準です。

M&Aに精通するスタッフが多数在籍していて、M&A初心者でも気軽に相談でき安心した取引を行なうことができます。

山田コンサルティンググループ株式会社 | 事業承継・M&A専門サイト

⑦コーポレートアドバイザーズ

着手金や相談料は無料となっていますが、中間金として200万円かかるので、利用する場合にはお金を用意しておく必要があります。

成功報酬額は、レーマン方式による一般的な報酬額となっています。

中間金などはかかりますが、それだけ安心した取引を行なってくれる保証にも繋がるので、費用を抑えることを考慮してもおすすめのM&A仲介会社です。

M&A仲介、会社譲渡や売却のご相談ならコーポレート・アドバイザーズへ。

⑧M&A総合法律事務所

M&A総合法律事務所は、M&A仲介業務・M&Aアドバイザリー業務について、完全成功報酬型となっており着手金・相談料・中間金など一切ありません。
 

売買金額成功報酬 料率
5億円以下の部分 5%
5億円超から10億円以下の部分 4%
10億円超の部分 3%

成功報酬体系は以上の通りで、最低報酬額が500万円となっています。

M&Aに関する法務や税務などの専門家でデューデリジェンスなどを得意としているので、M&A仲介としてではなく、デューデリジェンスや調査を依頼するだけでも価値があります。

M&A総合法律事務所

⑨インテグループ

インテグループは着手金・相談料・中間報酬などにお金は一切かからず完全成功報酬型のM&A仲介会社です。

成功報酬額の設定も一般的な水準でレーマン方式にて計算され、最低報酬額は500万円となっています。
 

インテグループ

⑩株式会社ロシェル

株式会社ロシェルは着手金や中間報酬は一切ない完全成功報酬型のM&A仲介会社です。

成功報酬額はレーマン方式による一般的な水準です。

友好的M&Aを目標としていて、中小企業の会社買収から事業承継まで数多くの実績があります。

M&Aで友好的な事業承継、会社買収、売却|株式会社ロシェル

4. 会社買収の際にM&A仲介会社を選ぶポイント

会社買収の際にM&A仲介会社を選ぶポイント

会社買収・企業買収をすることを検討したとき、必ず依頼をすることになるM&A仲介会社ですが、会社買収の費用が安くなることばかり考えると、成約率が落ちたり失敗するリスクが高くなってしまいます。

ここでは、会社買収の時にM&A仲介会社を選ぶポイントを解説していきます。

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①買収企業への専門的知識・M&A実績を持っている

会社買収には専門的な知識を持っていない場合、会社買収後に思ったよりシナジー効果を得られなかったり、デメリットとなったりすることもあります。

ただ会社買収に関する実務をサポートするだけではなく、会社買収の対象企業や自社の事業の分野に専門的な知識を持っている仲介会社を選択することが、なにより大切なポイントです。

②過去に同規模の案件実績がある

会社買収は専門的な知識だけでなく、案件規模によっても大きく左右されます。

会社買収を得意とする大企業でも、小規模の案件を扱っていないにもかかわらず依頼するのは、成功する確率が高いとはいえません。

M&A仲介会社を選ぶ際は、同規模の案件の扱いがあるかどうかを確認しておく必要があります。

③M&Aに関する幅広い知識・経験を持っている

もちろん会社買収の知識と経験は必要不可欠です。

最近ではコンサルティング業者や税理士事務所などの業者もM&A仲介会社として業務を行なっていますが、業種に関して専門的な知識をもっていたとしてもM&Aや会社買収に関する知識が備わっていないとスムーズな取引ができないなどの不具合が生じます。

M&Aや会社買収は難しい決断にはなりますがタイミングが重要な部分が多く、タイミングを誤ると失敗してしまう可能性が高くなりますので、会社買収やM&Aに幅広い知識と経験をもったM&A仲介会社を選択することが大切です。

④手数料・相談料・報酬体系が分かりやすい

会社買収に関して費用は重要な部分を占めています。

会社買収額が相場通りだったとしても、M&A仲介会社に支払う費用が大きいと会社買収そのものがマイナスとなってしまい会社買収によって得られる利益の回収に時間がかかってしまいます。

M&A仲介会社を選ぶ時には、手数料や相談料、報酬体系の確認をしっかりと行い規模にあったものであるかどうかの見極めも肝心です。

⑤担当スタッフの対応・相性

会社買収を成功させるためには対応スタッフとの連携が大切であり、報・連・相がしっかりとできていないと成功はできません。

細かなところまでしっかりと相談しあえる相手かどうかや自身の悩みをしっかりと受け取ってくれ行動してくれるかどうかなどの相性もM&A仲介会社を選ぶ際のポイントになります。

5. まとめ

まとめ

会社買収は、事業拡大や新規事業開拓を目的として行われることが多いですが、今後の経営を考えれば買収費用は出来るだけ安く納めたいというのは、経営者としては当然のことでしょう。

会社買収の費用を抑える方法には、主に以下の3つがあります。

  1. 買収金額を抑える
  2. デューデリジェンスの費用を抑える
  3. M&A仲介手数料を抑える

また、費用を抑えすぎては会社買収自体が失敗してしまう恐れもあるため、アドバイザーやM&A仲介会社選びも大切です。

アドバイザーやM&A仲介会社を選ぶ際は、以下の点をチェックして検討するのがいいでしょう。

 
  1. 買収企業への専門的知識・M&A実績を持っている
  2. 過去に同規模の案件実績がある
  3. M&Aに関する幅広い知識・経験を持っている
  4. 手数料・相談料・報酬体系が分かりやすい
  5. 担当スタッフの対応・相性

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