2021年03月25日更新
【2020年最新】電気工事会社のM&A・売却・買収事例33選!

大手M&A仲介会社にて、事業承継や戦略的な成長を目指すM&Aを成約に導く。M&A総合研究所では、経営者が抱える業界特有のお悩みに寄り添いながら、設備工事業や建設コンサルタント、製造業、医療法人など幅広い業種を担当。
電気工事会社のM&A・売却・買収について、2020年における最新の事例を紹介します。加えて、電気工事会社の概要、業界の動きにも触れました。さらに、電気工事会社のM&A・売却・買収の助けとなる仲介会社の選び方と、おすすめの仲介会社も取り上げています。
目次
1. 電気工事会社とは
電気工事会社とは、一般の住宅やマンション、ビル、工場などの電気工事全般を請け負っている会社のことです。
戸建ての住宅向けには、ブレーカーをまとめた分電盤や電気料金のメーターのほか、配線やコンセントの設置、照明器具とスイッチの取り付けなどを行っています。
このほかにも、インターネットのLAN配線やテレビのアンテナを設置したり、太陽光発電の工事を行ったりと、現代の暮らしに合わせて関連するサービスを提供している業種です。
マンション、ビル、工場などへのサービス
マンションなどの集合住宅向けには、各部屋のコンセントや照明器具などの取り付けをはじめ、電圧を下げる設備を設置したり、配管の工事を行ったりと、戸建て住宅とは異なるサービスを提供しています。
また、ビルに対するサービスとしては、照明・デスク周りの電源設備のほか、二重にした床の中に配線や通信用のケーブルを通す工事や、空調やエレベーターに電気を送るための配線工事、電圧を調節する設備の工事などです。
工場に向けたサービスでは、目的に合った照明の設置、設備に合わせた配線や各種機械を決められたオペレーションどおりに動かすための施工などが見られます。
2. 電気工事会社関連の2020年最新M&A・売却・買収事例33選
電気工事会社関連のM&A・売却・買収について、最新の情報を加えた33件の事例を紹介します。
- 最新のM&A
- 一般・電気通信関連
- 送配電工事関連
- 電気事業・管理関連
- 太陽光・風力・再生エネルギー関連
- 海外M&A(クロスボーダーM&A)
最新のM&A
2020(令和2)年7月現在の電気工事会社関連の最新M&Aから、売却・買収事例5件を紹介します。
【最新のM&A・売却・買収事例】
- ミライト・ホールディングスによるYL Integrated Pte LtdのM&A
- 中電工による昭和コーポレーションのM&A
- 大興電子通信による大協電子通信のM&A
- 本アンテナによる東芝コンシューママーケティング内事業のM&A
- 日立ハイテクノロジーズによるApplied Physics Technologies社のM&A
ミライト・ホールディングスによるYL Integrated Pte LtdのM&A
1件目に紹介する最新の電気工事会社に関連したM&A・売却・買収の事例は、ミライト・ホールディングスによるYL Integrated Pte LtdのM&Aです。
2020年4月、グループとして電気通信工事、電気工事、土木工事、建築工事事業を行うミライト・ホールディングスは、シンガポールの子会社Lantrovisionにより、シンガポールの電気工事会社YL Integrated Pte Ltdの株式85%を取得させ子会社化しました。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
ミライト・ホールディングスによるYL Integrated Pte LtdのM&A | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 盗難アジアでの事業展開強化 |
中電工による昭和コーポレーションのM&A
2件目に紹介する最新の電気工事会社に関連したM&A・売却・買収の事例は、中電工による昭和コーポレーションのM&Aです。
2020年2月、総合電気工事大手の中電工は、ホライズン1の全株式を取得し、その子会社であり熱絶縁工事および断熱配管支持金具製造販売事業などを行う昭和コーポレーションを孫会社化しました。
ホライズン1は、ニューホライズンキャピタルが管理・運営するニューホライズン3号投資事業有限責任組合の特別目的会社として、昭和コーポレーションの全株式を保有しており、中電工としては、ホライズン1の子会社化で昭和コーポレーションをグループ入りさせたことになります。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
中電工による昭和コーポレーションのM&A | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 営業基盤の強化、シナジー効果 |
大興電子通信による大協電子通信のM&A
3件目に紹介する最新の電気工事会社に関連したM&A・売却・買収の事例は、大興電子通信による大協電子通信のM&Aです。
2019(令和元)年11月、電気通信工事およびその関連事業を行う東京の大興電子通信は、大阪で電話交換の販売、設計施工、保守などの電気通信工事などを行う大協電子通信の全株式を取得し子会社化しました。
従来より、大協電子通信は大興電子通信のパートナー企業として協業しており、資本関係を結びグループ化したことになります。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
大興電子通信による大協電子通信のM&A | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | ネットワークインフラへの対応力強化 |
日本アンテナによる東芝コンシューママーケティング内事業のM&A
4件目に紹介する最新の電気工事会社に関連したM&A・売却・買収の事例は、日本アンテナによる東芝コンシューママーケティング内事業のM&Aです。
通信機器の製造・販売や、各種の電気工事などを手掛ける日本アンテナは、2019年3月に、東芝コンシューママーケティングと、アンテナ・メディア事業の譲受について契約を結んだことを発表しています。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
日本アンテナによる東芝コンシューママーケティング内事業のM&A | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 事業譲渡 |
M&Aの目的 | 収益の向上と競争力の強化 |
日立ハイテクノロジーズによるApplied Physics TechnologiesのM&A
5件目に紹介する最新の電気工事会社に関連したM&A・売却・買収の事例は、日立ハイテクノロジーズによるApplied Physics TechnologiesのM&Aです。
最先端の化学・医用、電子デバイス、産業システムなどの事業をグローバルに展開する日立ハイテクノロジーズは、2019年1月に、アメリカの電子源製造会社・Applied Physics Technologies Inc.の発行済み株式を全て取得しています。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
日立ハイテクノロジーズによるApplied Physics TechnologiesのM&A | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 取り扱う製品の販路拡大と、共同で研究開発を進める |
一般・電気通信関連
一般・電気通信関連から、電気工事会社のM&A・売却・買収について、15件の事例を紹介します。
【一般・電気通信関連のM&A・売却・買収事例】
- マクセルホールディングスほかによる泉精器製作所のM&A
- ミライト・ホールディングスによる塚田電気工事のM&A
- コムシスホールディングスによるNDSのM&A
- 協和エクシオによるシーキューブのM&A
- 九電工によるエルゴテックのM&A
- ミライト・テクノロジーズによる西日本電工のM&A
- 関電工による佐藤建設工業のM&A
- 中電工による杉山管工設備のM&A
- スズキ太陽技術による大香電工のM&A
- U-NEXTによるアルテリア・ネットワークス一部事業のM&A
- サンテックによるシステック・エンジニアリングの譲渡
- アドテックによるバディネットのM&A
- ラックランドによるニイクラ電工のM&A
- 綜合警備保障による子会社綜警電気工事の合併
- 大日本塗料によるニッポ電機のM&A
マクセルホールディングスほかによる泉精器製作所のM&A
1件目に紹介する一般・電気通信関連のM&A・売却・買収事例は、マクセルホールディングスほかによる泉精器製作所のM&Aです。
マクセルホールディングスは日本政策投資銀行と共同して、2019年1月に、マクセル特別目的株式会社を介して、泉精器製作所の株式を取得し、連結子会社としています。
また、マクセル特別目的会社を存続会社、泉精器製作所を消滅会社とする吸収合併も実施しました。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
マクセルホールディングスほかによる泉精器製作所のM&A | |
譲渡・売却価額 | 182億円 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
吸収合併 | |
M&Aの目的 | 電設工具事業への参入により、住生活・インフラ部門における 事業領域の拡大・シェアと収益の獲得 |
理美容機器の設計・開発スピードの向上・低コストの生産体制により、 健康・理美容領域の拡大と収益の増加を図る |
ミライト・ホールディングスによる塚田電気工事のM&A
2件目に紹介する一般・電気通信関連のM&A・売却・買収事例は、ミライト・ホールディングスによる塚田電気工事のM&Aです。
ミライト・ホールディングスの子会社TTKは、2018(平成30)年10月に、塚田電気工事との株式交換により、完全子会社とすることを発表しています。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
ミライト・ホールディングスによる塚田電気工事のM&A | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 株式交換 |
M&Aの目的 | 電気工事事業の事業領域を拡大させる |
コムシスホールディングスによるNDSのM&A
3件目に紹介する一般・電気通信関連のM&A・売却・買収事例は、コムシスホールディングスによるNDSのM&Aです。
電気通信工事をはじめとした社会のインフラ事業を手掛けるコムシスホールディングスは、2018年5月に、NDSを含む3社と、株式交換契約を結んでいます。
株式交換は、簡易株式交換で行われ、取引の完了によりNDSは、上場廃止となりました。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
コムシスホールディングスによるNDSのM&A | |
株式交換比率 | コムシスホールディングス:NDS=1:2.07 |
交付予定の株式数 | コムシスホールディングスの普通株式:12,108,990株 |
M&Aの手法 | 株式交換(簡易株式交換) |
M&Aの目的 | インフラ通信設備のサービスを拡充させる |
両社の安定・継続のための人材交流を図る | |
施工・安全品質マネジメントのノウハウと ITプラットフォームを共有・活用する |
協和エクシオによるシーキューブのM&A
4件目に紹介する一般・電気通信関連のM&A・売却・買収事例は、協和エクシオによるシーキューブのM&Aです。
情報通信インフラの構築事業を中心とする協和エクシオは、2018年5月に、シーキューブを含む3社と、株式交換の契約を結んでいます。
株式交換は、簡易株式交換のスキームが選択され、契約の実行により、シーキューブは上場廃止となりましした。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
協和エクシオによるシーキューブのM&A | |
株式交換比率 | 協和エクシオ:シーキューブ=1:0.31 |
交付予定の株式数 | 協和エクシオの普通株式:8,255,389株 |
M&Aの手法 | 株式交換(簡易株式交換) |
M&Aの目的 | 互いの技術・営業力の強みを活かし、得意領域を共有することで ビジネスの拡大と企業の成長を図る |
九電工によるエルゴテックのM&A
5件目に紹介する一般・電気通信関連のM&A・売却・買収事例は、九電工によるエルゴテックのM&Aです。
九州の電力工事関連会社によって設立された九電工は、2018年3月に、エルゴテックの株式を追加で取得し、連結子会社としています。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
九電工によるエルゴテックのM&A | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 互いの経営資源を補い、活用することでシナジーを高める |
ミライト・テクノロジーズによる西日本電工のM&A
6件目に紹介する一般・電気通信関連のM&A・売却・買収事例は、ミライト・テクノロジーズによる西日本電工のM&Aです。
情報通信エンジリニアリングを中心とするミライト・テクノロジーズは、2017(平成29)年8月に、西日本電工の株式を取得し子会社としています。
ミライト・テクノロジーズは、株式の取得により、出資比率を99.1%にまで高めました。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
ミライト・テクノロジーズによる西日本電工のM&A | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 施工体制の強化を図る |
ビル・エネルギー分野の事業を拡大する |
関電工による佐藤建設工業のM&A
7件目に紹介する一般・電気通信関連のM&A・売却・買収事例は、関電工による佐藤建設工業のM&Aです。
電気設備工事などをはじめとした各種の設備工事を手掛ける関電工は、2016(平成28)年9月に、佐藤建設工業の株式を取得し子会社とすることを発表しています。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
関電工による佐藤建設工業のM&A | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 親密度を高め、送電線事業に対応する |
実績のある情報通信・環境エネルギー工事事業を加え、 会社機能の強化を図る |
中電工による杉山管工設備のM&A
8件目に紹介する一般・電気通信関連のM&A・売却・買収事例は、中電工による杉山管工設備のM&Aです。
生活や事業に関連した総合設備事業を展開する中電工は、2016年8月に、杉山管工設備の全ての株式を取得することを発表しています。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
中電工による杉山管工設備のM&A | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 対象会社の人材・顧客を得ることで、 首都圏での電気工事・空調管工事の拡大を図る |
スズキ太陽技術による大香電工のM&A
9件目に紹介する一般・電気通信関連のM&A・売却・買収事例は、スズキ太陽技術による大香電工のM&Aです。
スズキ太陽技術は、2016年2月に、統合準備プロジェクトの一環として、有限会社大香電工の株式を取得し子会社とする決議を行っています。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
スズキ太陽技術による大香電工のM&A | |
譲渡・売却価額 | 300万円 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 電気工事のノウハウを共有し、事業領域を拡大する |
U-NEXTによるアルテリア・ネットワークス一部事業のM&A
10件目に紹介する一般・電気通信関連のM&A・売却・買収事例は、U-NEXTによるアルテリア・ネットワークス一部事業のM&Aです。
光インターネット回線や動画配信事業などを手掛けるU-NEXTは、2016年2月に、アルテリア・ネットワークスから、集合住宅向けの固定ブロードバンド回線事業を譲り受けることを決めています。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
U-NEXTによるアルテリア・ネットワークスの一部事業をM&A | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 事業譲渡 |
M&Aの目的 | サービスの多様化を図る |
サンテックによるシステック・エンジニアリングの譲渡
11件目に紹介する一般・電気通信関連のM&A・売却・買収事例は、サンテックによるシステック・エンジニアリングの譲渡です。
各種の建物・施設における電気設備工事を手掛けるサンテックは、2015(平成27)年1月に、持分法適用会社のシステック・エンジニアリングの所有株式全てを同社に譲渡することを決議しています。
なお、その後の2016年10月、システック・エンジニアリングの株主である佐藤建設工業が関電工の100%子会社となりました。したがって、現在、システック・エンジニアリングは関電工のグループ会社です。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
サンテックによるシステック・エンジニアリングの譲渡 | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 自社のみで東京電力の請負工事にあたる |
アドテックによるバディネットのM&A
12件目に紹介する一般・電気通信関連のM&A・売却・買収事例は、アドテックによるバディネットのM&Aです。
アドテックは、2015年1月に、電気通信工事事業などを手掛けるバディネットの株式を取得したのち、簡易株式交換(完全親会社をアドテック、完全子会社をバディネット)を行うことを決議しています。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
アドテックによるバディネットのM&A | |
譲渡・売却価額 | 2.5億円 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
株式交換(簡易株式交換) | |
M&Aの目的 | 新規事業への参入による、収益の拡大と基盤の強化 |
対象会社のノウハウを自社のメモリ販売・システム開発に活かした、営業体制の強化 | |
対象会社の代表が持つビジネス能力を自社の成長に活かす |
ラックランドによるニイクラ電工のM&A
13件目に紹介する一般・電気通信関連のM&A・売却・買収事例は、ラックランドによるニイクラ電工のM&Aです。
店舗や食品工場などの企画・設計・施工などを手掛けるラックランドは、2013(平成25)年7月に、ニイクラ電工の株式を取得し子会社とする決議を行っています。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
ラックランドによるニイクラ電工のM&A | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 電気工事事業の強化によるサービスの向上 |
綜合警備保障による子会社の綜警電気工事の合併
14件目に紹介する一般・電気通信関連のM&A・売却・買収事例は、綜合警備保障による子会社の綜警電気工事の合併です。
綜合警備保障は、2013年6月に、取締役会で連結子会社・綜警電気工事を吸収合併する決議を終えています。
合併により綜警電気工事は消滅し、その権利義務は綜合警備保障が承継しました。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | ||
綜合警備保障による子会社綜警電気工事の合併 | ||
譲渡・売却価額 | 非公開 | |
M&Aの手法 | 吸収合併 | 綜合警備保障:簡易合併 |
綜警電気工事:略式合併 | ||
M&Aの目的 | 品質の向上 | |
効率化の促進 | ||
意思決定の速度を早める |
大日本塗料によるニッポ電機のM&A
15件目に紹介する一般・電気通信関連のM&A・売却・買収事例は、大日本塗料によるニッポ電機のM&Aです。
塗料の製造・販売や塗装工事事業などを手掛ける大日本塗料は、2012(平成24)年9月に、ニッポ電機と株式交換契約を結んでいます。
株式交換のスキームは、簡易株式交換が選択され、ニッポ電機は上場廃止となりました。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
大日本塗料によるニッポ電機のM&A | |
譲渡・売却価額 | 約11億円 |
M&Aの手法 | 株式交換(簡易株式交換) |
M&Aの目的 | 生産・販売・開発体制の強化 |
グループにおける照明機器事業の経営効率を高める |
送配電工事関連
送配電工事関連から、電気工事会社のM&A・売却・買収について、2つの事例を紹介します。
- 北陸電力による北陸電気工事のM&A
- 北陸電話工事による光道路の株式譲渡
北陸電力による北陸電気工事のM&A
1件目に紹介する送配電工事関連のM&A・売却・買収事例は、北陸電力による北陸電気工事のM&Aです。北陸電力は2015年3月に、公開買付けにより北陸電気工事の株式を取得しています。
この株式取得によって、北陸電力は北陸電気工事を、連結子会社としています。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
北陸電力による北陸電気工事のM&A | |
譲渡・売却価額 | 約39億円 |
M&Aの手法 | 株式公開買付け |
M&Aの目的 | 電力の小売り全面自由化への対応 |
増加する送配線電設備の改修工事への対応 |
北陸電話工事による光道路の株式譲渡
2件目に紹介する送配電工事関連のM&A・売却・買収事例は、北陸電話工事による光道路の株式譲渡です。
通信設備基盤工事事業などを手掛ける北陸電話工事は、2013年3月に、持分法の適用関連会社・光道路の株式の一部を譲渡しています。譲渡先は非公開ですが、この株式譲渡により、北陸電話工事の光道路の議決権比率は24.4%から10%に下がりました。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
北陸電話工事による光道路の譲渡 | |
譲渡・売却価額 | 約300万円 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 素早い意思決定 |
管理業務の効率化 |
電気事業・管理関連
電気事業・管理関連では、電気工事会社のM&A・売却・買収について、4件の事例を紹介します。
【電気事業・管理関連のM&A・売却・買収事例】
- オーテックによるフルノ電気工業のM&A
- 神田通信機による日神電子のM&A
- 日東工業による子会社の日東テクノサービスのM&A
- 太平工業と日鉄エレックスの合併
オーテックによるフルノ電気工業のM&A
1件目に紹介する電気事業・管理関連のM&A・売却・買収事例は、オーテックによるフルノ電気工業のM&Aです。
空調制御システムの工事や配管資材・住設機器類の販売など手掛けているオーテックは、2016年8月に、フルノ電気工業の株式を取得して子会社としています。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
オーテックによるフルノ電気工業のM&A | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 受注工事の確保(道北エリア) |
工事資格を持った人材の有効活用 |
神田通信機による日神電子のM&A
2件目に紹介する電気事業・管理関連のM&A・売却・買収事例は、神田通信機による日神電子のM&Aです。
情報通信システム事業などを展開する神田通信機は、2015年3月に、日神電子の株式を取得し子会社とする決議を発表しています。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
神田通信機による日神電子のM&A | |
譲渡・売却価額 | 4,600万円 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 関連事業でシナジーを獲得し、効率的な経営体制を目指す |
日東工業による子会社の日東テクノサービスのM&A
3件目に紹介する電気事業・管理関連のM&A・売却・買収事例は、日東工業による子会社の日東テクノサービスのM&Aです。
電気・情報のインフラ事業を手掛ける日東工業は、2013年4月に、完全子会社である日東テクノサービスとの吸収合併を実施しました。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
日東工業による子会社日東テクノサービスのM&A | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 日東工業:簡易吸収合併 日東テクノサービス:略式吸収合併 |
M&Aの目的 | グループの経営資源について、集中と選択を行うため |
太平工業と日鉄エレックスの合併
4件目に紹介する電気事業・管理関連のM&A・売却・買収事例は、太平工業と日鉄エレックスの合併です。
鍛造や素材加工などを手掛ける太平工業は、2012年9月に、日鉄エレックスとの合併を発表しています。
合併のスキームは吸収合併であり、太平工業を存続会社、日鉄エレックスが消滅会社です。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
太平工業と日鉄エレックスの合併 | |
合併比率 | 太平工業:日鉄エレックス=1:2.85 |
M&Aの手法 | 吸収合併 |
M&Aの目的 | 鉄鋼業界の変化に対応するため |
太陽光・風力・再生エネルギー関連
太陽光・風力・再生エネルギー関連では、電気工事会社のM&A・売却・買収について、2件の事例を取り上げます。
【太陽光・風力・再生エネルギー関連のM&A・売却・買収事例】
- スズキ太陽技術他によるTAKグリーンサービスのM&A
- 関電工による風力発電事業会社のM&A
スズキ太陽技術によるTAKグリーンサービスのM&A
1件目に紹介する太陽光・風力・再生エネルギー関連のM&A・売却・買収事例は、スズキ太陽技術によるTAKグリーンサービスのM&Aです。
太陽光発電システムをはじめとした住宅設備の販売・施工管理を行うスズキ太陽技術は、2015年11月に、高島からTAKグリーンサービスの株式を取得する決議を発表しています。
この取引により、スズキ太陽技術は、TAKグリーンサービスを子会社としました。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
スズキ太陽技術によるTAKグリーンサービスのM&A | |
譲渡・売却価額 | 約873万円 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 販売に関するノウハウの獲得 |
首都圏へ事業エリアを拡大する | |
ノウハウの共有による、サービスの向上 |
関電工による風力発電事業会社のM&A
2件目に紹介する太陽光・風力・再生エネルギー関連のM&A・売却・買収事例は、関電工による風力発電事業会社のM&Aです。
総合設備事業を展開する関電工は、2012年10月に、日本風力開発から、保有する銚子風力開発の株式を取得することを発表しています。
関電工は株式の取得によって、銚子風力開発の発行株式のうち、90%を保有することになりました。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
関電工による風力発電事業会社のM&A | |
譲渡・売却価額 | 約18億円 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 本格的に再生可能エネルギーの発電事業に参入するため |
海外M&A
海外のM&A(クロスボーダーM&A)では、電気工事会社のM&A・売却・買収について、5件の事例を紹介します。
【海外のM&A・売却・買収事例】
- きんでんによるインド企業Antelec LimitedのM&A
- 協和エクシオによるシンガポールのLeng Aik Engineering Pte LtdグループのM&A
- 中電工と日本政策投資銀行によるRYB Engineering Pte. Ltd.のM&A
- アウトソーシングによる米国の空調・電気工事サービス会社のM&A
- ミライト・ホールディングスによるシンガポールのLantrovisionのM&A
きんでんによるインド企業Antelec LimitedのM&A
1件目に紹介する海外のM&A・売却・買収事例は、きんでんによるインド企業Antelec LimitedのM&Aです。
総合設備事業を営むきんでんは、2016年にインドのAntelec Limitedの株式のうち約49%を取得し、2018年に残りの株式を得て、完全子会社としています。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
きんでんによるインド企業Antelec LimitedのM&A | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 営業網を拡大し、日系企業に対する国内と同等のサービスを 提供することで、インド事業の拡大と安定化を目指す |
協和エクシオによるシンガポールのLeng Aik Engineering Pte Ltd グループのM&A
2件目に紹介する海外のM&A・売却・買収事例は、協和エクシオによるシンガポールのLeng Aik Engineering Pte LtdグループのM&Aです。
情報通信・環境・社会インフラの構築事業などを手掛ける協和エクシオは、2018年10月に、シンガポールの企業Leng Aik Engineering Pte Ltdグループの株式を全て取得する契約を結んでいます。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
協和エクシオによるシンガポールのLeng Aik Engineering Pte Ltd グループのM&A | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | アジアにおける事業・事業領域・顧客基盤・市場の拡大 |
中電工と日本政策投資銀行によるRYB Engineering Pte. Ltd.のM&A
3件目に紹介する海外のM&A・売却・買収事例は、中電工と日本政策投資銀行によるRYB Engineering Pte. Ltd.のM&Aです。
中電工は、2017年10月に、日本政策投資銀行と共同で出資し設立したシンガポールの特別目的会社を介して、シンガポールの電気工事会社RYB Engineering Pte. Ltd.の株式を取得しています。
中電工は対象会社の発行株式のうち、70%を取得し連結子会社としました。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
中電工と日本政策投資銀行によるRYB Engineering Pte. Ltd.のM&A | |
譲渡・売却価額 | 非公開 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 東南アジアにおける人材の確保と事業の拡大 |
アウトソーシングによる米国の空調・電気工事サービス会社のM&A
4件目に紹介する海外のM&A・売却・買収事例は、アウトソーシングによる米国の空調・電気工事サービス会社のM&Aです。
国内外で技術・製造・サービス分野などでアウトソーシング事業を営むアウトソーシングは、2017年4月に、アメリカンエンジニアコーポレイションの発行株式を全て取得し子会社としています。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
アウトソーシングによる米国の空調・電気工事サービス会社のM&A | |
譲渡・売却価額 | 81億円 |
M&Aの手法 | 株式譲渡 |
M&Aの目的 | 景気の影響を避けるため、国内外の米軍基地に向けて事業を展開する |
ミライト・ホールディングスによるシンガポールのLantrovisionのM&A
5件目に紹介する海外のM&A・売却・買収事例は、ミライト・ホールディングスによるシンガポールのLantrovision社のM&Aです。
ミライト・ホールディングスは、2016年6月に、シンガポールの子会社を介し、LAN配線などの設計や施工などを手掛けるLantrovisionの株式を取得しています。
ミライト・ホールディングスは、全ての発行株式を取得してLantrovisionを完全子会社としています。
最新の電気工事会社関連によるM&A・売却・買収事例 | |
ミライト・ホールディングスによるシンガポールのLantrovisionのM&A | |
譲渡・売却価額 | 約153億円 |
M&Aの手法 | スキーム・オブ・アレンジメント (シンガポール法における株式の取得手続き) |
M&Aの目的 | 海外拠点と顧客基盤の拡大 |
3. 電気工事会社の2020年M&A予測
2020年の時点で、電気工事会社のM&Aを見てみると、今後の動向については以下のような予測を立てられます。
- 2021(令和3)年以降は事業計画を見据えたM&Aが行われると予測
- 内製化を狙ったM&Aも増えると予測
- 人手不足の解消を狙ったM&Aも増えていくと予測
ただし、2020年7月現在で、いまだコロナウィルスは世界中で猛威を振るっており、これがいつどのように終息するか次第で、今後のM&A状況も左右されると考えられます。
2021年以降は事業計画を見据えたM&Aが行われると予測
1つ目に取り上げる電気工事会社のM&A予測は、2021年以降の事業計画を見据えたM&Aです。
国土交通省の「平成31年3月分設備工事業に係る受注高調査」によると、電気工事の受注高は、前年の同じ月と比べて、20.4%も増加しています。
民間部門に絞ってみると、前年の同じ月と比べて18.1%の増加が見られ、2月に至っては34.4%も増えていました。
東京オリンピックに向けて、選手や観光客を迎えるために競技場や宿泊施設などの建設が進むため、電気工事会社への発注が増えていたと捉えられます。
しかし、オリンピックを過ぎてしまうと、これまでのような発注は見込めません。同業者たちと、限られた仕事を取り合うことが予想されます。
これから電気工事会社のM&Aを行う場合は、2021年以降の事業計画をしっかりと立てたうえで、売却・買収などのM&A戦略を立てることが肝要です。
内製化を狙ったM&Aも増えると予測
2つ目に取り上げる電気工事会社のM&A予測は、内製化を狙ったM&Aの増加です。電気工事業では、2021年以降の需要減少が見込まれています。
したがって、電気工事会社には、2021年以降の事業継続・成長のために、サービスの拡充が見られるでしょう。
多様なサービスを提供できれば顧客を囲い込めるため、電気工事会社は利益の取りこぼしを回避するべく、M&Aを利用して会社や事業を買収し、不足するサービスを補うことが考えられます。
また、太陽光発電事業では、高圧連系と呼ばれる50W以上の発電所を設ける場合、自家用電気工作物とされ、電気主任技術者を選定して届け出ること、第一種または認定電気工事従事者が作業を行うなどの、規定に従わなければいけません。
そのため、技術者を抱える電気工事会社は、事業の拡大を検討している太陽光発電の事業者に買収されて、他社の傘下に入ることも予想されます。
人手不足の解消を狙ったM&Aも増えていくと予測
3つ目に取り上げる電気工事会社のM&A予測は、人手不足の解消を狙ったM&Aの増加です。
経済産業省が発表した「電気保安人材の中長期的な確保に向けた課題と対応の方向性について」では、当面の間、第2種・3種の電気主任技術者について、不足することはないとしています。
ただし、保安業務を行う第3種の電気主任技術者は、2045(令和27)年に4,000人ほどの不足が見込まれるため、電気の保安業務を外部へ委託する企業では、人材不足の影響が及んでしまうでしょう。
また、第2種の電気主任技術者についても、2045年にかけて、規模を大きくした再生エネルギー設備が増えるとされているため、エリアによっては、第2種の電気主任技術者の確保が難しくなるとも予想されています。
このほかにも、第1種電気工事士においては、認定電気工事従事者により、ある程度の数はカバーできるものの、高齢の資格者が退職することで2045年を迎えると2万人ほどの人材不足が生じるとの予測です。
さらに、第2種電気工事士についても、2045年には、職業に従事する人の数が減り、3,000人ほどが不足すると見られています。
このような予想から、電気工事会社は、将来の人材不足に備えてM&Aによる人材の確保を行うのは十分な目的です。
4. 電気工事業界のM&Aについての解説動画
上記の予測(動向)に加えて、電気工事業界の課題も解説しています。またM&Aによる課題解決をM&Aアドバイザーがわかりやすく解説していますので、一度ご覧いただければM&Aへの理解が進みますので、ご視聴いただけますと幸いです。
5. 電気工事会社のM&Aにおすすめの仲介会社
電気工事会社のM&Aを検討する場合、どのM&A仲介会社を利用すればよいのでしょうか。ここでは、電気工事会社のM&AにおすすめのM&A仲介会社5社を紹介します。
- M&A総合研究所
- 建設M&A
- ミツキタアドバイザリー
- 北関東M&A
- キャピタル・エヴォルヴァー
M&A総合研究所
M&A総合研究所は中小・中堅規模のM&Aを数多く手掛けており、豊富な知識と経験を持つM&Aアドバイザーが専任となりM&Aをフルサポートします。
当社は完全成功報酬制(※譲渡企業のみ)となっております。無料相談はお電話・Webより随時お受けしておりますので、M&Aをご検討の際はお気軽にご連絡ください。
M&A総合研究所 | |
方針 | AIシステムを取り入れて、健全なM&Aを支援する |
エリア | 国内外 |
手数料 | 完全成功報酬制(※譲渡企業様のみ) |
報酬 | レーマン方式 |
お問い合わせ先 | 0120-401-970 |
サイトURL | https://masouken.com/lp/electricalwork |
建設M&A
2つ目に紹介する電気工事会社のM&Aにおすすめの仲介会社は、建設M&Aです。建設業を展開する運営会社が立ち上げたサイトで、建設業に特化したM&Aの支援を行っています。
対象エリアは全国です。また、29種もの業種を取り扱い、事業承継や企業価値の向上などのサポートも行っています。
建設M&A | |
方針 | M&Aを通じて、建設業が抱える課題を解決する |
エリア | 全国 |
手数料 | 非公開 |
報酬 | 非公開 |
お問い合わせ先 | 03-6869-4434 |
サイトURL | http://kensetsuma.com/ |
ミツキタアドバイザリー
3つ目に紹介する電気工事会社のM&Aにおすすめの仲介会社は、ミツキタアドバイザリーです。個人事業や中小企業に中心にM&Aを支援しています。対象エリアの中心は関西圏で、そのほかの地域でも対応が可能です。
フルサポートのM&Aにより、電気工事会社を含む、さまざまな業種の売却・買収をサポートしています。
ミツキタアドバイザリー | ||
方針 | M&A支援を通じて事業承継などの問題を解決し、社会に貢献する | |
エリア | 全国(関西圏が中心) | |
手数料 | 事前相談・着手金は無料 | |
報酬 | 売買金額が1億円以下場合 | 1,000万円以下:150万円 |
1,000万超~3,000万円以下:250万円 | ||
3,000万超~5,000万円以下:350万円 | ||
5,000万超~1億円以下:450万円 | ||
売買金額が1億円を超える場合 | レーマン方式 | |
お問い合わせ先 | 078-855-8160 | |
サイトURL | https://www.mitsukita.com/ |
北関東M&A
4つ目に紹介する電気工事会社のM&Aにおすすめの仲介会社は、北関東M&Aです。会計事務所を基盤とする会社で、事業承継を中心にM&Aの仲介や、アドバイザリーサービスを提供しています。
群馬県にオフィスがあり、対応エリアは社名どおり北関東が中心です。
そのほかの特徴には、買収監査やデューデリジェンス、資金調達・財務に関するコンサルティングなどの支援が挙げられます。
北関東M&A | |
方針 | 事業の成長や事業承継の課題をM&Aを通じて解消する |
エリア | 北関東 |
手数料 | 相談は無料 |
報酬 | 非公開 |
お問い合わせ先 | 027-260-8630 |
サイトURL | http://www.kitakanto-ma.co.jp/index.html |
キャピタル・エヴォルヴァー
5つ目に紹介する電気工事会社のM&Aにおすすめの仲介会社は、キャピタル・エヴォルヴァーです。完全独立型の会社で、利用者の立場を尊重して、アドバイザリー業務を行います。
専門的な知識と経験を備えた担当者が就き、案件ごとに提携先の協力を仰いで、専門のチームを結成するため、それぞれに合ったサービスの提供が可能です。
国内外の電気工事会社を含む多種多様な案件に対応しており、M&Aアドバイザリーを通じて、利用者の課題を解決しています。
キャピタル・エヴォルヴァー | ||||
方針 | 利用者の立場に立って、中小企業のM&Aをサポートする | |||
エリア | 国内外 | |||
手数料 | 着手金・中間金・月額報酬・企業価値シミュレーションは無料 | |||
報酬 | 成功報酬型 | レーマン方式 | アドバイザリー | 料率1.5~6% |
仲介 | 料率1~5% | |||
時給制 | 3.5万~5万円がベース | |||
組織再編の場合 | 300万円~ | |||
各デューデリジェンス | 60万円~ | |||
お問い合わせ先 | 03-6276-7534 | |||
サイトURL | http://www.c-evolver.com/ |
6. 電気工事会社M&Aの際の仲介会社の選び方
電気工事会社のM&Aでは、どのような点に注意をして、仲介会社を選べばよいのでしょうか。
電気工事会社のM&Aを検討されている方は、以下に挙げるポイントを押さえて、M&A仲介会社を選択しましょう。
- 電気事業分野の専門的知識・M&A実績を持っている
- 自社と同規模の案件実績がある
- M&Aに関する幅広い知識・経験を持っている
- 手数料・相談料・報酬体系がわかりやすい
- 担当スタッフの対応・相性
電気事業分野の専門的知識・M&A実績を持っている
1つ目に挙げる電気工事会社におけるM&A仲介会社の選び方は、電気事業分野の専門的知識・M&A実績を持っている点です。
電気事業についての知識を持ち合わせていると、自社の希望や条件などをくみ取ってもらいやすいといえます。
また、電気工事会社のM&Aについて過去の実績を掲げていると、適切な譲渡価格の提示・ふさわしい交渉先の紹介などが期待できるため、M&Aの成功を高められるといえるでしょう。
自社と同規模の案件実績がある
2つ目に挙げる電気工事会社におけるM&A仲介会社の選び方は、自社と同規模の案件実績がある点です。M&A仲介会社は、取り扱う案件について、得意とする規模が異なります。
自社の規模と大きな隔たりがあると、希望するM&Aに至らなかったり、交渉相手が見つからなかったりと、M&Aが失敗に終わる可能性も考えられるでしょう。
そのため、電気工事会社のM&Aでは、自社と同じ規模の案件を取り扱っている仲介会社を選ぶべきです。HPなどの実績から、得意とする案件の規模を確認するようにしましょう。
M&Aに関する幅広い知識・経験を持っている
3つ目に挙げる電気工事会社におけるM&A仲介会社の選び方は、M&Aに関する幅広い知識・経験を持っている点です。
M&Aを成功させるには、対象会社とのマッチングや交渉、契約書の締結、手続きの代行、各種のデューデリジェンス、M&A後のPMI(Post Merger Integration=統合プロセス)など、専門的な知識と経験を必要とします。
専門知識が不足していたり、実務経験が乏しかったりすると、望んだM&Aに至らない事態もあり得るでしょう。
電気工事会社のM&Aを考えているなら、幅広い知識と豊富な経験を備えたM&A仲介会社に依頼することを、おすすめします。
手数料・相談料・報酬体系がわかりやすい
4つ目に挙げる電気工事会社におけるM&A仲介会社の選び方は、わかりやすい手数料・相談料・報酬体系です。
着手金・中間金・相談料は、M&A仲介会社によって、無料であるか有料であるかが設定されています。
また、報酬体系についても、成功報酬型や時間制などさまざまで、仲介会社ごとに各種の料金を比べなければいけません。
しかし、M&A仲介会社によっては、HP上に明記していない・複雑な料金制度を掲げているなど、手数料や報酬体系を把握するまで、時間を要します。
したがって、電気工事会社のM&Aでは、わかりやすく手数料・相談料・報酬体系を掲載している企業を選びましょう。予期しない支払いに困惑してしまう事態は、避けるべきです。
担当スタッフの対応・相性
5つ目に挙げる電気工事会社におけるM&A仲介会社の選び方は、担当スタッフの対応・相性です。M&Aを成功させるカギは、担当するスタッフが握っているといえます。
担当者の対応・相性が悪いと、希望を聞き入れてくれない・レスポンスが遅いなどの影響により、ふさわしい交渉先が紹介されなかったり、M&Aの機会を逃したりします。
そのような事態を防ぐため、担当するスタッフの対応が悪い・相性がよくない場合には、担当者を代えてもらうか、別のM&A仲介会社に依頼するようにしましょう。
電気工事会社のM&Aは、M&A総合研究所へ
中小企業のM&Aに数多く携わっているM&A総合研究所では、いろいろな業種のM&Aを手掛けており、もちろん電気工事会社のM&Aもお任せいただけます。
M&A総合研究所では、豊富な知識と経験を持つM&Aアドバイザーが専任につき、電気工事会社のM&Aをご相談からクロージングまでフルサポートいたします。
通常半年~1年以上かかるとされるM&Aを、最短3ヶ月のスピード成約を実現した機動力にも強みがあります。
当社は完全成功報酬制(※譲渡企業のみ)となっております。無料相談はお電話・Webより随時お受けしておりますので、電気工事会社の売却・買収をご検討の際はお気軽にご連絡ください。
7. まとめ
電気工事会社のM&A・売却・買収について、事業会社の概要や、最新のM&A事例、業界の動きなどを紹介しました。
電気工事会社の受注高は、東京オリンピックを境に下がることが見込まれており、電気主任技術者や電気工事士も不足すると見られています。
これから電気工事会社のM&Aを行う場合は、需要の減少・人材の不足を視野に入れて、売却・買収に臨んでください。
電気工事会社のM&A仲介会社を選ぶポイント
- 電気事業分野の専門的知識・M&A実績を持っている
- 自社と同規模の案件実績がある
- M&Aに関する幅広い知識・経験を持っている
- 手数料・相談料・報酬体系がわかりやすい
- 担当スタッフの対応・相性
電気工事会社のM&Aを成功させ、自社の存続や事業の成長を果たすためには、M&A仲介会社など専門家のサポートを受けながら進めていくことが大切です。
M&A・事業承継のご相談ならM&A総合研究所
M&A・事業承継のご相談なら経験豊富なM&AアドバイザーのいるM&A総合研究所にご相談ください。
M&A総合研究所が全国で選ばれる4つの特徴をご紹介します。
M&A総合研究所が全国で選ばれる4つの特徴
- 業界最安値水準!完全成果報酬!
- 経験豊富なM&Aアドバイザーがフルサポート
- 圧倒的なスピード対応
- 独自のAIシステムによる高いマッチング精度
M&A総合研究所は、成約するまで完全無料の「完全成功報酬制」のM&A仲介会社です。
M&Aに関する知識・経験が豊富なM&Aアドバイザーによって、相談から成約に至るまで丁寧なサポートを提供しています。
また、独自のAIマッチングシステムおよび企業データベースを保有しており、オンライン上でのマッチングを活用しながら、圧倒的スピード感のあるM&Aを実現しています。
相談も無料となりますので、まずはお気軽にご相談ください。
